NLPとは、Neuro-Linguistic Programming:、和訳すると神経言語学的プログラミングのことです。心理学をけっこう勉強している人なら、一度は聞いたことがある言葉かと思います。NLPは心理学の一種で、簡単に説明すると、無意識による心理への働きかけをメインとする心理学です。というものです。NLPでどのような能力を鍛えていくのかを、いくつか用語を挙げてみます。リフレーミング・・・考え方、習慣の枠組みを変えて、ポジティブに物事を考えられるようになるラポール・・・人と人との信頼関係のことで、ミラーリングなどの無意識への働きかけを用いてラポールを形成するを学ぶキャリブレーション・・・キャリブレーションは、相手の無意識から生じる表情の違いを見分ける他にも色々あるんですが、簡単に説明すると、先述の通り、自分及び他者に対しての無意識による心理への働きかけです。このNLPについて、言いたいことがあります。まず、無意識に訴えかける、ということなのですが、無意識よりも、意識に訴えかけた方が、効果が桁違いに大きいのです。いくら、無意識に訴えかける方法を大量にマスターしたところで、それ以外の意識に訴えかけるコミュニケーションができていないと、意味がありません。例えばNLPで有名なミラーリング(相手との行動を鏡のように同じにし、親近感を抱かせる)ペーシング(相手の話し方呼吸のリズムなどを合わせて親近感を抱かせる)などが完璧にできていたとしても、実際の会話内容、会話自体で、全然女性を楽しませられないなら、全く意味がないのです。例えば、相槌の打ち方がいくら完璧で、相手を最高に気持ちよくさせるタイミングで相槌を打つことができてもそもそも盛り上がる会話、女性が興味を持つ会話ができていなかったら意味が無いのです。ミラーリング、ペーシングなどがある程度はできている必要はありますが、ここを完璧にするよりも、まずは女性がどのような話題に興味を持つか、ということを優先して学ぶべきなんです。最近、NLPに異常にこだわっている一流企業の男性がと知り合ったんですが、彼は非常にNLPに関する知識が豊富で、英語が得意らしく、海外の専門の文献などにも手を出しているような人でした。しかし、肝心の「意識に訴えかける会話」が全く駄目だったのです。政治・経済などの女性が興味の無い分野の話ばかりで、いくら無意識下での印象を良く出来ても、そもそもの会話テーマの選定が間違っているので、どんなNLPを使っても、盛り上がる訳がありません・・・最も重要なのは会話内容なのに、それに付随する影響力の小さい無意識のテクニックをいくら磨いても、コミュニケーションは上手くならないんですね。伸びしろが小さいものにを大量に時間をかけるのは、非常に効率が悪いんです。逆に、会話内容が完璧なら、先ほど挙げたようなものは、比較すると影響力が非常に小さいので、もちろん女性にモテることができます。ただし、無意識でも大事なものがあって、それは「相手を不快にさせる無意識の行為」です。有名なのでは、貧乏ゆすりや、爪噛み、くちゃくちゃ喰いなどでしょうか。これらの無意識に相手を不快にさせる行為は、絶対にしないようにしてください。無意識に、人が不快になる無意識の行動を取ってしまう男性がたくさんいるので、注意してください。しぐさについては、恋愛で使える心理学 しぐさの項目を参考にしてください。まあ、今回言いたかったことは、力の入れ所を間違えないようにしましょう、ということです。
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